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枝垂ザクラ(那智大社本殿端垣際)/1本
しだれざくら
シダレザクラはエドヒガンの一変種で、枝は細くて垂直に垂れ下がる。自生はなく観賞用で、寿命が長く各地に名木・巨木がある。このシダレザクラは、神社本殿前の中庭、端垣(みずがき)のそばにある。昔から白河法皇の御手植えの名樹として有名である。現在のものは、法皇御手植えの名樹の名跡樹として大切にされてきたもので、形のよい老大樹である。