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阿弥陀寺大師堂/1棟

あみだじだいしどう

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エリア 東牟婁エリア
所在地 東牟婁郡那智勝浦町南平野
所有者 阿弥陀寺
国・県指定別 県指定
文化財の種別 建造物
指定年月日 昭和56年7月3日指定
時代 室町時代
 本寺は那智の妙法山(みょうほうざん)の中腹に位置する。ここは奈良時代から法華経修行の僧の道場であった。弘仁(こうにん)6年(815)には空海が修行し、阿弥陀寺を開基したとされている。
 大師堂は宝形造(ほうぎょうづくり)、銅板葺の小規模な三間堂で、堂前面に入母屋造(いりもやづくり)の礼堂(らいどう)を接続する。屋根の宝珠(ほうじゅ)銘から永正6年(1509)に建立され、紀ノ川筋の大工が紀南まで来ていることがわかる。
 紀南地方では数少ない中世建築の一つで、建築年代・大工が確認できる貴重な遺構である。

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