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那智山旧参道の杉並木
なちさんきゅうさんどうのすぎなみき
那智山の麓(ふもと)から神社への旧参道は、石畳の道で「大門坂(だいもんざか)」と呼ばれている。この道の両側にはスギ・ヒノキ・クスノキなどが並木として植えられている。参道入り口付近の2本の杉は特に大きく、大きい方で目通り幹囲8.5メートルあり「夫婦杉(めおとすぎ)」と呼ばれ、樹齢は600年くらいと推定されている。この他190本余の木々が約600メートルの旧参道に立ち並んでいる。熊野参詣の歴史を知る上で史跡としての価値を併せ持っている。