公開日 4月26日
紀伊風土記の丘 新元号「令和」に関する万葉植物園の歌碑について
連絡先 教育委員会  教育庁文化遺産課
担当者 県立紀伊風土記の丘 蘇理
電話 073-471-6123
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 県立紀伊風土記の丘の園内にある「万葉植物園」に設置された万葉歌碑の一つに山上憶良(筑前守 山上大夫)の歌碑があります。

「春されば まづ咲くやどの 梅の花 ひとり見つつや 春日暮らさむ」(万葉集巻5-818)
(現代訳:春になると まず咲く家の 梅の花を ひとり見ながら 春の日をくらすことか)

 この和歌は、新元号「令和」の由来とされる「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす…」の序文を持つ、太宰府の大伴旅人の館で催された梅の花の宴で詠まれた「梅花の歌三十二首」のうちの一首です。
 山上憶良は、奈良時代初期を代表する歌人の一人で、『万葉集』には78首が撰ばれる。官人の立場にありながら、農民の苦しい生活や、家族への愛情など、社会的な情景を鋭く観察した和歌を多数詠んでいます。

 万葉集で植物を詠んだ歌は1500首をこえ、約170種あまりの植物が詠われています。万葉植物園(面積約1650屐貌發砲蓮¬70種の万葉植物と柿本人麻呂や山上憶良などの歌を記した5基の万葉歌碑を設けています。
 この機会に是非ご覧ください。