公開日 6月26日
「和歌山県立考古民俗博物館(仮称)基本構想」を策定しました
連絡先 教育委員会  教育庁文化遺産課
担当者 紀伊風土記の丘 佐々木・蘇理・萩野谷
電話 073-471-6123
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 このたび、和歌山県立紀伊風土記の丘では、「和歌山県立考古民俗博物館(仮称)基本構想」を策定しましたのでお知らせします。
 岩橋千塚古墳群は、特別史跡に指定されている国内最大規模の古墳群で、重要文化財に指定された「翼を広げた鳥形埴輪」、「両面人物埴輪」など、本県の古墳文化を知る上で貴重な資料が数多く出土しています。
 これらを保存・展示している紀伊風土記の丘資料館は、昭和46年(1971)に開館以来、50年近く経過し、施設の老朽化、収蔵スペースや研究設備の不足など、多くの課題を抱えています。そのため、和歌山県長期総合計画(2017年度〜2026年度)及び第3期和歌山県教育振興基本計画(2018年度〜2022年度)に基づき、資料館を再編し、古墳文化や考古学、民俗学の県内の研究拠点としてふさわしい展示・保存・研究機能を有する博物館に整備することにしています。
 今回策定した「和歌山県立考古民俗博物館(仮称)基本構想」(※1)は、現資料館の現状と課題を整理した上で、整備の基本理念と博物館としての活動の基本方針などをとりまとめたものです。
 今後、この基本構想をもとに、和歌山県立考古民俗博物館(仮称)への整備を進めていきます。

 ※1 基本構想の概要については、添付資料をご覧ください。また、基本構想(A4版・11頁)については、和歌山県立紀伊風土記の丘ホームページのトップページからダウンロードすることができます。
 和歌山県立紀伊風土記の丘ホームページ https://www.kiifudoki.wakayama-c.ed.jp/