公開日 10月7日
2019年度第3回農林大学校林業研修部の公開講座を開催します
連絡先 農林水産部 森林林業局 林業振興課
担当者 大澤
電話 073-441-2991 (内線2966)
FAX 073-433-1037
E-mail oosawa_k0002@pref.wakayama.lg.jp
2019年度第3回農林大学校林業研修部公開講座を開催します

地質地形学・災害講座
テーマ「南紀熊野ジオパークの魅力」
講師:和歌山県立南紀熊野ジオパークセンター研究員 本郷宙軌

開催日時:令和元年 11月 30日(土)13時〜15時まで(受付開始12時40分)
場  所:和歌山県農林大学校 林業研修部 大教室
        西牟婁郡 上富田町 生馬1504−1
募集定員:45名(先着順)
応募締切:令和元年11月25日(月)
申込み先:和歌山県農林大学校 林業研修部
     TEL:0739−47−4141
     お電話にて直接お申し込みください。受付時間は平日の9時〜17時30分です。
主  催:和歌山県


【講座概要】

和歌山県南部には「南紀熊野ジオパーク」が広がっています。
ジオパークはその地域の地質と地形、大地のなりたちを知るだけではなく、歴史や文化、動植物、食べ物を通じて、大地と人との暮らしの関わりを実感して楽しむところです。
私たちが暮らす和歌山はどのような環境変化を経て、現在に至ったのでしょうか。
和歌山は「木の国」と呼ばれ、森林面積が県の面積の76%にもなります。
現在はスギやヒノキ、シイなどが多いですが、いつ頃からそのような森林分布になってきたのでしょうか。
白浜温泉や湯川温泉、勝浦温泉など南紀には多くの温泉がありますが、その分布に規則性があることをご存じでしょうか。
台風と大雨は私たちの生活に大きな影響を及ぼし、時には、土砂災害が発生します。
土砂災害は大地を作ってきたプレート運動と地質と大きく関係しています。
農林大学校周辺はどのような大地でつくられてきたのでしょうか。
今回は、ダイナミックな地球環境変動によってつくられてきた和歌山について、ジオパークの視点でご紹介します。