| 和歌山県立医科大学記者発表 抗がん活性の強い樹状細胞へがん抗原ペプチドを選択的に送達させる新規抗がんワクチンの開発 |
| 連絡先 |
福祉保健部 健康局 医務課
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| 担当者 |
宮本 |
| 電話 |
073-441-2083 （内線2083） |
| FAX |
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| E-mail |
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この度、和歌山県立医科大学からの記者発表を以下のとおり実施いたしますので、報道関係の皆様方のご参加賜りますようお願い申し上げます。
日時及び場所
日時：令和２年３月１６日（月）10：00〜（約20分＋質疑）
場所：和歌山県立医科大学 生涯研修センター研修室（図書館棟３階）
発表者
本学医学部 外科学第２講座 学内助教 水本 有紀（みずもと ゆき）
本学医学部 外科学第２講座 准教授 勝田 将裕（かつだ まさひろ）
本学医学部 先端医学研究所 生体調節機構研究部 教授 改正 恒康（かいしょう つねやす）
発表の概要
がんに対する免疫療法として、がん抗原ペプチドや免疫チェックポイント阻害剤が使用されているものの未だその効果は十分とは言えません。今回我々は、がんに対する細胞傷害性T細胞応答を誘導する活性が強い樹状細胞サブセット（ケモカイン受容体XCR1を発現する樹状細胞、XCR1+DC）へがん抗原ペプチドを選択的に送達できる新規抗がんワクチンを作成し、その効果をマウスの実験で検討しました。その結果、このワクチンは、通常のがん抗原ペプチドよりも強力な抗がん効果を示すばかりでなく、免疫チェックポイント阻害剤である抗PD-1抗体との併用効果も持つことが明かになりました。XCR1+DCはヒトにも存在することから、今後XCR1+DCを標的とすることにより、より有効ながん免疫療法が開発されることが期待されます。（本研究成果は2020年2月18日に、国際誌British Journal of Cancer（電子版）に掲載された）
参加者の駐車スペースについては、管理棟前の来客用駐車場及び管理棟東側の通路奥を開放しますので、ご利用ください。事前のご照会等につきましては、担当者までお問い合わせください。
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