公開日 12月3日
和歌山県における豚熱感染野生いのししの確認(13〜17例目)について
連絡先 農林水産部 農業生産局 畜産課
担当者 上田、筒井
電話 073-441-2924
FAX --
E-mail
海南市にて発見された死亡いのしし1頭及び紀の川市、紀美野町、有田川町内にて捕獲された野生いのしし4頭について、県紀北家畜保健衛生所で豚熱の検査を行ったところ、12月2日に陽性と確定されました。
本県で豚熱の感染が確認された野生いのししは今回を含め17例となります。
なお、本県では令和2年6月より飼養豚に対するワクチン接種を実施しているため、県内農場の豚の移動や出荷が制限されることはありません。

1. 検査結果
別紙のとおり

2. 今後の対応
〇半径10km以内の豚等飼養農場への立入検査及び28日間の死亡状況報告については、既に実施(対象農場:豚2戸999頭、いのしし3戸6頭、ミニブタ1戸1頭、その他1戸33頭)
〇半径10km以内の野生いのししの追加調査及びいのしし肉の流通自粛
○県猟友会への情報提供及び注意喚起
○県内豚等飼養者(31戸)への周知及び飼養衛生管理の徹底を改めて指導
※飼養者内訳(令和2年9月30日時点)
 豚等25戸(2,385頭)、ミニブタ5戸(10頭)、その他1戸(33頭)計31戸(2,428頭)

なお、今後18例目以降の陽性が確認された場合は、畜産課ホームページ「豚熱関連情報」(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070400/csf.html)にて公表します。
但し、これまで未発生の市町村で陽性が確認された場合はプレスリリースします。

○豚熱は、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。また、養豚場で豚熱の発生が確認された場合、殺処分を行うため、感染豚の肉が市場に出回ることはありません。
○現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害するおそれがあることなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。
○今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。