公開日 2月22日
令和2年度ガンカモ類の全国一斉生息調査の結果
連絡先 環境生活部 環境政策局 自然環境課
担当者 松元
電話 073-441-2779 (内線2779)
FAX 073-433-3590
E-mail
日本におけるガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況を把握し、野生生物行政に必要な資料とするため、昭和44年度から毎年この時期に全国一斉調査を行っており、今回は52回目の調査となります。

◆調査日時等
 ○主な調査日: 令和3年1月17日(日)
 
 ○調査員: 99名(日本野鳥の会和歌山県支部、県鳥獣保護管理員等)

 ○調査箇所: 184か所(県内の河川、池、沼、ダム、海岸等の渡来地)

 ○「県内の主要河川において確認された個体数」、「確認された種数及び羽数」及び「確認されたカモ類の内訳」は別紙のとおり

◆調査結果概要
 ○カモ類の個体数は、昨年よりも少なかった。
 
 ○飛来地別に見ると、紀の川、日置川などでは昨年よりも増加した。古座川、熊野川などでは、昨年よりも減少した。
 
 ○種別で見ると、トモエガモが例年よりも多く確認された。これは日本海側の湖沼で越冬する個体群の一部が、大雪のために南下したためと考えられる。
 
  ○県内での目撃が少ない種としては、ホオジロガモが南部川で1羽、ウミアイサが日高川で1羽、ミコアイサが貴志川平池で7羽、アメリカヒドリが日高川で1羽確認された。