公開日 3月22日
開催日 3月26日
     
和歌山県立医科大学記者発表 ―アステラス製薬(株)・同志社大学と全国初の創薬イノベーション研究で連携ー
連絡先 福祉保健部 健康局 医務課
担当者 佐々木
電話 073-441-2083
FAX --
E-mail
下記のとおり記者会見を実施しますので、報道機関の皆様方のご参加を賜りますようお願いします。


1 日時
 令和3年3月26日(金)10:00〜10:45

2 場所
 和歌山県立医科大学 生涯研修センター研修室(図書館棟3階)

3 発表者
 和歌山県立医科大学大学院医学研究科医療データサイエンス学教室 教授 下川 敏雄
 同志社大学文化情報学部 教授 宿久 洋
 アステラス製薬株式会社 アドバンストインフォマティクス&アナリティクス機能 次長 伊藤 雅憲

4 発表の概要
 このたび、本学大学院医学研究科医療データサイエンス学教室は、アステラス製薬(株)、同志社大学文化情報学部とともに、医薬品研究開発における意思決定の質を向上させることを目的とした、全国初の創薬イノベーション研究を実施することになりました。いままでの医薬品開発では、創薬と製造・販売戦略が独立していました。本研究では、リアルワールドデータ(*1)に基づく統計モデリング、AIおよび統計的シミュレーション技術を応用することで、創薬の開発から製造・販売戦略までをシームレスに行うことを目指します。
 これにより、個々の患者さんに適合した医薬品や治療法をいち早く見つけることができます。このことは、これまでの医薬品や治療法の日常の医療現場への提供を早めることに繋がり、本邦の医療・健康に大きく寄与することが期待できます。

(*1)リアルワールドデータとは、診療記録情報あるいは臨床試験情報などの治療情報を匿名化したもとで統合したビッグデータです。リアルワールドデータの活用は、新薬開発だけでなく、個別化医療実現のための切り札として世界的に注目されています。


参加者の駐車スペースについては、管理棟前の来客用駐車場を開放しますので、ご利用ください。
事前のご照会等につきましては、県立医科大学広報室担当者までお問い合わせください。