| 県立自然博物館 白いコバンザメ−とても珍しいシロコバンの生体展示− |
| 連絡先 |
教育委員会 教育庁文化遺産課
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| 担当者 |
県立自然博物館 学芸員 平嶋 |
| 電話 |
073-483-1777 |
| FAX |
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| E-mail |
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県立自然博物館
白いコバンザメ
−とても珍しいシロコバンの生体展示−
報告例が少なく、和歌山県では戦前の記録しかないコバンザメの仲間、シロコバンが採集され、当館の水槽で展示が始まりました。
これまで、青森県、千葉県や相模湾、土佐湾、新潟県、富山湾、島根県、山口県、長崎県、鹿児島県から散発的に報告があり、和歌山県では1924年（大正13年）に宇井縫蔵が「紀州魚類図譜」で記しています。本種は主にイトマキエイの仲間に付着している例が多く報告され、今回の採集も同様にイトマキエイ類と共に採集されてました。
【分類学的位置と名称】
スズキ目 コバンザメ科
シロコバン 学名：Remora albescens
【採集場所】和歌山県紀伊水道 水深250〜280ｍ
【採集日】令和３年８月６日
【展示期間】令和３年８月１８日（水）〜
【採集者】上野山 昇久氏（箕島漁協）
【備考・学術的意義】
・体長は最大でも20�冂�度のコバンザメの仲間で、体色は白から灰色の模様を帯びた個体まで知られる。背鰭が変化した小判型の吸盤は大きく、体の1/3程度にまでなり、吸盤の板状体は11-13枚である。海外ではインド・太平洋の暖かい海で見られる。
・エサは小型の甲殻類を与えており、状態が良い間は展示予定。
詳細は、添付資料をご覧ください。 |
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