公開日 11月15日
第32回紀伊半島知事会議の結果概要について
連絡先 知事室  政策審議課
担当者 寺村・松場
電話 073-441-2071 (内線2071)
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E-mail
令和4年11月13日に開催しました第32回紀伊半島知事会議の概要については、以下のとおりでした。

開催日  令和4年11月13日(日)
開催場所 三重県立熊野古道センター(三重県尾鷲市)
               
出席者  三重県知事  一見 勝之
     奈良県知事  荒井 正吾
     和歌山県知事 仁坂 吉伸
     
概要

【「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年に向けた観光振興について】
〇 「紀伊山地の霊場と参詣道」が令和6年度に世界遺産登録20周年を迎えるこ
 とから、三県の様々な観光資源を県境を越えてつなぐなど、周遊観光、滞在型観
 光を進める方策について意見交換を実施するとともに、連携した取組を一層強化
 することを目的として、
・令和6年の世界遺産登録20周年という絶好の機会を捉えた「紀伊山地の霊場
 と参詣道」の新たなファンとリピーターの獲得
・「熊野古道」などへの来訪者が、紀伊半島の他のスポットも周遊する仕掛け
 づくりの推進
・紀伊半島の多くの観光資源を活かした長期滞在の推進
 を内容とした共同宣言を締結しました。

【公共事業における木材利用の推進】
○ 紀伊半島の重要な資源である木材を活用し、三県にまたがる世界遺産周辺等の
 道路に、三県が連携して木製ガードレールを設置することをはじめ、公共事業に
 おける木材利用を進めていくことで合意しました。

【鉄道の維持・活性化】
〇 地域住民の通勤・通学等、重要な役割を担うJRローカル線を含む地域鉄道の
 維持・活性化を図るため、今後も三県で連携して情報共有、意見交換を進めて
 いくことで合意しました。

【大規模広域防災拠点の整備】
○ 奈良県の広域防災拠点の整備等が進むことにより、大規模災害発生時における
 紀伊半島地域の防災体制の充実につながることから、この実現に向けて、引き続き
 三県で連携していくことを確認しました。