公開日 3月29日
「令和5年度和歌山県ひとり親家庭等実態調査」の結果について
連絡先 福祉保健部 福祉保健政策局 子ども未来課
担当者 西川・小崎
電話 073-441-2493 (内線2494)
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和歌山県内のひとり親家庭等の生活実態や福祉施策に対するニーズ等を把握するため
「和歌山県ひとり親家庭等実態調査」を実施し、調査結果を取りまとめましたので
公表します。

1.調査結果の概要                            
 今回の調査結果の概要は以下の通りです。

(1)母子家庭において、同居人が「こどものみ」の割合が増え(P2 問3)、
  こどもが病気の時に自分自身が世話をする割合も増加している(P7 問20)など、
  同居人に頼れる家庭が少なくなっていることがうかがえます。
   そのような状況もあってか、県や市町村の施策に要望することとして「日常
  生活支援事業充実」の割合が高くなっています(P10 問27)。

(2)養育費について「取決め有、支払い有」の割合が、母子家庭においては29.0%
  と3割を占め、前回(26.4%)から微増していますが、父子家庭においては、5.0%
  (前回6.2%)と低い水準で推移しています。
   また「取決め無し」の割合が母子家庭で42.4%(42.6%)、父子家庭で80.0%
  (前回64.6%)と高い水準となっています(P4 問17-1)。
   養育費の取決めや履行確保が依然として課題となっています。


2.今後の取組                              
 調査結果については、「県こども計画(仮称)」の策定過程において必要な対応を検討するなど福祉施策の充実に活用していきます。

 ※調査結果全文は、子ども未来課ホームページで公開しています。
    https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040200/d00216675.html