公開日 4月12日
「わかやま成長産業開拓ビジョン」 をとりまとめました
連絡先 商工労働部 企業政策局 成長産業推進課
担当者 中尾・大原
電話 073-441-2354 (内線2372)
FAX 073-432-0180
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1. 本ビジョンの目的・趣旨
●気候変動をはじめ、世界情勢が急速に変化する今、潮流を捉え、地域特性を生かしながら、いち早く変化に対応することができれば、県内に成長投資を取り込んで、課題先進県から脱炭素先進県へと飛躍し、魅力的な地域を実現するチャンスです。
●チャンスを逃さず、「将来の中核産業として地域に成長産業の集積の土台を築き、和歌山がGX実現先進県、脱炭素社会先進県となる」ことを目指して、昨年11月より、3回に渡って「わかやま成長産業開拓ビジョン検討会」を開催し、この度、行動の羅針盤となるビジョンをとりまとめました。

2. わかやま成長産業開拓ビジョンの概要
●将来ありたい姿を、「魅力溢れる自然文化、豊かな暮らし(=住みたい場所)とともに、脱炭素社会の中心産業(=やりたい仕事)が存在し、将来世代にとっての誇りと希望の拠り所となる」と掲げ、将来の和歌山を担い、かつ、脱炭素の未来社会の根幹を支えると期待される成長産業の候補を明らかにしたうえで、成長産業を開拓し、将来の和歌山のありたい姿を実現するために必要となる取組を示しました。

3.成長産業の候補
●第二次産業のトランジション
  カーボンリサイクル燃料/蓄電池・次世代自動車/再生可能エネルギー(洋上風力)
●第一次産業の高度化
  ロケット・宇宙/資源循環(木質バイオマス・再生利用)
●第三次産業の創出

4.本ビジョンの実現に向けた次のアクション
●成長産業の開拓・集積に向けて、GXに積極的に取り組む投資意欲の高い企業へのアプローチに引き続き努め、時間を要する取組にはできるかぎり早期に着手します。
●新たな和歌山県総合計画の策定に向けた議論を踏まえつつ、それぞれの成長産業の集積に向けたアクションプランを2024年度内に策定すべく、検討に着手します。
●県を挙げた取組とするために、本ビジョンの狙いや意義について対外的な周知に取り組んでいきます。