公開日 6月10日
パラアスリートへのスポーツ医・科学支援のこれまでとこれから 2024パリパラリンピックを契機に
連絡先 福祉保健部 健康局 医務課
担当者 藤本 奈巳
電話 073-441-2083
FAX --
E-mail
1.日時 2024年7月13日(土) 13:00〜16:00 (受付開始12:30)

2.場所 フォルテワジマ 3階 フュージョンミュージアム 5階 げんき開発研究所
     (〒640-8033 和歌山県和歌山市本町二丁目1 TEL 073-488-1933)

3.講演会・シンポジウムプログラム
    (1) 開会あいさつ(13:00〜13:05)
     和歌山県立医科大学 理事長・学長 中尾直之
    (2) げんき開発研究所のこれまでのパラスポーツ医・科学サポート活動報告(13:05〜14:05)
     演者 : 指宿 立(明野中央病院リハビリテーション科長、パラ国際クラシファイア)
    (3) 「地域におけるスポーツ医・科学サポート体制構築事業」について(14:05〜14:20)
     演者 : 田島文博(日本パラスポーツ学会理事長、和歌山県立医科大学名誉教授)
    (4) 特別講演(14:30〜15:10)
     特別講演 北田千尋(パリパラリンピック車いすバスケットボール日本代表チーム主将) 
                    演題 : 「2024パリパラリンピックに向けて(仮称)」    
    (5) シンポジウム(15:10〜16:00)
     テーマ「パラスポーツにとってのスポーツ医・科学とは」
     司会 : 田島文博(日本パラスポーツ学会理事長、和歌山県立医科大学名誉教授)
     シンポジスト
      北田千尋(パリパラリンピック車いすバスケットボール日本代表チーム主将)
      指宿 立(明野中央病院リハビリテーション科長、パラ国際クラシファイア)
      根本 玲(和歌山県立医科大学みらい医療推進センターサテライト診療所本町 助教、
           パラスポーツドクター)
      後藤賢二(和歌山県立医科大学みらい医療推進センターげんき開発研究所副所長)
    (6) 講演会・シンポジウム中締あいさつ
     和歌山県立医科大学 みらい医療推進センター センター長 幸田剣
    (7) 見学会
     本研究所の測定装置の見学及び実際の医・科学チェック体験

4.申込方法
    (1)申込締切日  6月30日(日)
         申込多数の場合は、パラスポーツ関係の方を優先させていただく場合があります。
    (2)申込方法
         本研究所HP(https://www.wakayama-med.ac.jp/med/miraic/genki/)からお申込ください。
         もしくは、HPより申込用紙を印刷し、FAXにてお申込ください。これらの申込方法が難しい場合
         は、お電話(073-488-1933)にてご連絡ください。

5.趣旨
  和歌山県立医科大学みらい医療推進センターげんき開発研究所は、2009年、地域医療の普及発展
 と教育・研究を目的に発足しました。
  本研究所の実施事業は、和歌山県における健康体力維持・増進事業として地域住民へのトレーニング
 指導やトレーニングプログラムの提供、国民スポーツ大会支援事業として、国スポ強化指定選手への体
 力測定や競技力向上に向けて支援しています。また、県内の高校ソフトテニス部の支援など、和歌山県
 の健康・スポーツ分野の振興に寄与しています。さらにその活動は、和歌山県内にとどまらず、NTC(ナ
 ショナルトレーニングセンター)競技別強化拠点活用事業として、セーリング競技やパラ陸上競技の事業
 を受託するなど、日本代表レベルの選手の支援を通じて、国際競技力の向上にも貢献しています。中で
 も、みらい医療推進センターが中心となり、2009年の本研究所設立時から、パラリンピック出場選手のメ
 ディカルチェックを推進したことで、2012年ロンドンパラリンピック以降、医学的理由で出場ができなく
 なる選手がなくなりました。
  このような功績が認められ、本研究所は、2023年度から、スポーツ庁よりパラアスリートを対象とした
 「地域におけるスポーツ医・科学サポート体制構築事業」を受託しました。パラアスリートが全国の各地
 域でスポーツをする際に、医・科学の支援を受けられる体制の構築をめざしたものです。本研究所は全国
 の多くの研究所のなかから、これまでの本研究所の実績が認められたのです。本事業を通じて、我々はこ
 れまで蓄積してきたパラスポーツ医・科学支援の知見を、全国各地のパラアスリート医・科学支援に応用
 できるようにまとめあげる使命を負っています。本事業が基盤となり、パラスポーツの振興はもちろんの
 こと、ひいては誰もがスポーツにアクセスできる環境の整備、そして健康寿命の延伸など大きな社会貢献
 につながると考え、日々研究および実践を行っています。その成果の発信とこれからの事業展開を推進す
 るために本会は企画されました。
  本会では、車いすバスケットボール女子日本代表主将の北田千尋選手(橋本市出身,2024年パリパラリン
 ピック出場)をお招きしました。北田選手には、ご講演でパラスポーツにとってのスポーツ医・科学を選
 手の視点からお話しいただき、シンポジウムでもパラスポーツにとってのスポーツ医・科学をテーマとし
 て、これまでのパラアスリートに対する医・科学サポートを振り返りつつ、スポーツ界のこれからの動向
 をさまざまな視点で展望したいと考えています。そして本会が、これからパラスポーツに取り組もうとす
 る方、パラスポーツでの競技力向上を考える方、パラスポーツに関わる全ての方にとってスポーツ医・科
 学の重要性を確認し、認識を深める機会にしたいと考えています。

6.その他
  (1) 参加料は無料です。
  (2) お申し込みの相談、お問い合わせは下記にお願いいたします。
     和歌山県立医科大学 みらい医療推進センター げんき開発研究所
     https://www.wakayama-med.ac.jp/med/miraic/genki/
      TEL:073-488-1933  FAX:073-488-1935
      E-mail: genki@wakayama-med.ac.jp
       担当 井田 ・ 杉