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結核予防週間!!
結核は現在の病気です。
厚生労働省は毎年9月24日〜30日を「結核予防週間」と定めており、この間、重点的に結核に関する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。
結核は、今でも全国で1日に約43人の新しい患者が発生し、約6人が命を落としている重大な感染症です。
和歌山県は、関係団体と協力して、県民の皆さんに結核の正しい知識をもってもらえるよう啓発を行います。
1 結核予防週間街頭啓発及び複十字シール運動キャンペーン
(1)日 時 令和元年9月27日(金) 午前7時45分〜8時45分(配布物が無くなり次第終了します。)
(2)場 所 JR和歌山駅前、南海和歌山市駅前
(3)内 容
・啓発用パンフレット、啓発グッズを配布
・複十字シール運動の募金活動
(4)主 催 和歌山県、結核予防会和歌山県支部、和歌山県健康を守る婦人の会
※複十字シール運動
結核予防を目的に世界の各国で行われています。募金をしていただいた方に複十字シールを差し上げ、それを使うことで結核予防思想の普及の一翼を担っていただくというものです。
○各保健所の街頭啓発
海南保健所(073-482-0600) 9/25(水)10:00〜オークワ海南幡川店
岩出保健所(0736-61-0023) 9/24(火)16:00〜松源岩出店
橋本保健所(0736-42-0491) 9/30(月)16:00〜エバグリーン高野口店
湯浅保健所(0737-64-1291) 9/27(金)10:30〜スーパーエバグリーン湯浅店
御坊保健所(0738-22-3481) 9/30(月)11:00〜オークワロマンシティ御坊店
田辺保健所(0739-26-7933) 9/24(火)16:00〜オークワオーシティ田辺店
新宮保健所(0735-21-9630) 9/27(金)16:00〜スーパーセンターオークワ南紀店
新宮保健所串本支所(0735-72-0525) 9/27(金)7:45〜JR古座駅前
2 ラジオスポット放送等による啓発
9月21日から30日まで10本のラジオスポット放送(20秒)を行います。
主催:結核予防会和歌山県支部
【和歌山県の結核の現状(2018年)】
○県内の結核患者数及び罹患率
・新登録結核患者数(1年間に新たに結核を発症した人)・・・132人(前年比7人減) 15,590人(全国)
・罹患率(人口10万人対新登録患者数) ・・・14.1(前年比0.6減) 12.3(全国)
○高齢者の結核の増加
・新登録結核患者のうち70歳以上の割合 69.7%(全国59.9%)
・新登録結核患者のうち80歳以上の割合 51.5%(全国40.7%)
○若者の結核患者
30歳未満の若年者でも、結核を発病した人は7人います。
○受診の遅れや発見の遅れが依然みられます。
・有症状の肺結核患者のうち発病から初診まで1か月以上かかった者の割合 20.3%
・有症状の肺結核患者のうち初診から診断まで1か月以上かかった者の割合 17.7%
○拠点型結核相談支援センターをご活用ください。
県では、結核に関する電話相談等を受け付けるため「拠点型結核相談支援センター」を開設しています。ご活用ください。
和歌山県拠点型結核相談支援センター (国立病院機構和歌山病院内)
電話:0738−32−7033 月曜日から金曜日(祝日を除く)13時〜16時
FAX:0738−32−7034
結核は結核菌の空気感染でおこるため、気づかないうちに感染することがあります。
2週間以上咳、痰、微熱などが続いたら、早めに医療機関を受診しましょう。
高齢者の結核は、咳、痰などの典型的な症状がないことが多く、発見が遅れがちです。全身倦怠感、食欲不振、体重減少などの症状がでた場合は注意しましょう。
結核は薬を確実に服用すれば、ほとんどが治る病気です。早期発見、早期治療が大切です。
(参考)
○高齢者は、戦後、結核が社会にまん延していた時代にほとんどの方が感染を受けています。加齢や病気によって、体の抵抗力(免疫)が低下してくると、体内で眠っていた結核菌が活動を再開し発病しやすくなります。
○結核は、結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。結核菌は重症の結核患者が咳やくしゃみをした時に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによって感染します。感染しても発病する人は10人に1〜2人です。結核を発病しないためには、規則正しい生活をし、抵抗力を高めることが大切です。 |
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