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「第111回関西広域連合委員会」及び「関西広域連合議会令和元年11月臨時会」の結果について

連絡先	知事室　　政策審議課
担当者	木村・城
電話	073-441-2075
FAX	--
E-mail

令和元年11月21日、標記委員会（参加府県知事・市長で構成）及び標記臨時会が開催されました。主な結果については、下記のとおりです。

Ⅰ　第111回関西広域連合委員会の結果概要について

１　消費者庁新未来創造戦略本部について
2020年度から新たな恒常的拠点として徳島県に設置されることが決定した「消費者庁新未来創造戦略本部」の機能や規模等について伊藤消費者庁長官から説明があった後、各委員と意見交換を行いました。
　
２　第２期関西創生戦略案について
関西広域連合では、東京一極集中を是正し、関西圏域の活力を取り戻すため、平成28年に「関西創生戦略」を策定し、各府県市単独ではできない広域的な取組などを緊急かつ集中的に実施してきました。
第２期関西創生戦略では「関係人口」の創出・拡大、Society5.0の実現に向けた技術の進展、SDGsなど新たな視点を踏まえるとともに、第４期広域計画と一体的に策定することとしており、今回、本戦略案について意見交換を行いました。
今後、本戦略案については、本年12月開催の広域計画等推進委員会で意見聴取をした後、来年３月の連合委員会において確定する予定です。

３　食品輸出セミナーの開催について
関西広域連合では、地域の優れた食材を世界中へ輸出することを目標に掲げ、その機運を盛り上げるため、食品輸出セミナーを開催しています。
今年度で４回目となる同セミナーを令和２年２月７日に関西大学梅田キャンパスにおいて開催する旨、広域産業振興局農林水産部（和歌山県）から報告を行いました。

（参考）
日時：令和元年11月15日（金）11時10分～12時30分
場所：（大阪市）リーガロイヤルＮＣＢ

Ⅱ 関西広域連合議会令和元年11月臨時会の結果概要について

１　本県関係出席者
（１）理事者
下　副知事（広域職員研修担当副委員、広域農林水産担当副委員）
田村総務部長（広域職員研修局長）
角谷農林水産部長（広域産業振興局農林水産部長）

（２）本県議会選出の広域連合議会議員
奥村規子議員、浦口高典議員、井出益弘議員

２　主な決定事項
（１）議案
・関西広域連合会計年度任用職員の給与及び費用弁償等に関する条例制定の件
・関西広域連合会計年度任用職員の育児休業等に関する条例制定の件
・関西広域連合職員の服務の宣誓に関する条例制定の件
・平成30年度関西広域連合一般会計歳入歳出決算認定の件

３　下副知事の答弁
（１）質問者：和田有一朗議員（兵庫県）
【質問要旨】
瀬戸内海や大阪湾における漁業資源が今後も適切に維持されるよう、関西広域連合の各構成府県市が共通の問題意識を持ち、統一した理念や連携した取組により、豊かな海づくりに資する様々な対策を促進していくべきと考えるが、所見を伺う。

【答弁要旨】
漁業資源の悪化は全国の共通課題であり、瀬戸内海では1980年代後半から多くの魚種で漁獲量の減少が顕著になっており、関西広域連合では、関西広域農林水産業ビジョンにおいて、漁場環境や資源状況の悪化について取り組むべき重要な課題と記している。
構成府県ではこの共通認識に基づき、現在、魚種や漁業種類の特性に応じた資源管理に取り組んでおり、大阪湾を含む瀬戸内海では、国や瀬戸内海に面した関係府県が連携し、広く回遊するサワラを対象に、海域や漁法ごとの漁獲期間の規制や網目の拡大などに取り組んでいる。
また、海水中の栄養塩濃度については、国において、栄養塩と水産資源との関係解明や赤潮被害防止対策技術の開発等に関する調査・研究が進められており、関西広域連合内では兵庫県をはじめ５府県が参画している。
今後とも、構成府県市での取組の情報共有を図るとともに、国と連携しながら、豊かな海づくりに向けて、地域ごとの実情に応じた取組を促進してまいりたい。

４　本県選出議員（奥村規子議員）の一般質問
【質問項目】
（１）　地域医療を守るための医師の増員・確保について
①医師不足の把握・認識について
②関西広域連合の取組について
（２）　気候変動の危機的状況の打開のために
（３）　自治体戦略2040構想について
（４）　カジノを含むＩＲ誘致について

（参考）
日時：令和元年11月21日（木）13時00分～18時30分
場所：（大阪市）リーガロイヤルＮＣＢ