県では、イノシシ、ニホンジカ、ニホンザルによる農林業被害の低減を図るため、
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づき、
第二種特定鳥獣管理計画を策定し、捕獲等の対策を進めているところです。
現計画が令和３年度末に終了することから、イノシシ、ニホンジカ、ニホンザルの生息動向等を踏まえ、
令和４年度から令和８年度までを計画期間とする新たな計画を策定しました。
１. 計画の期間
令和4年4月1日から令和9年3月31日まで
２．第二種特定鳥獣管理計画について
生息数が増加又は生息域が拡大している鳥獣の管理を行うため、県が定める計画です。
計画では、対象鳥獣に係る生息状況・農林業被害状況や、これまでの取組の経過・
評価を踏まえ、個体数を管理するための目標、それを達成するための手法などを示し
ます。
３．今回策定した計画の目標
対象鳥獣毎に、10年後に向けた推定生息数の半減及び計画目標年度に向けた農作物被害額の30％低減を目指し、
以下の年間目標を設定しました。（※現状値は令和２年度）
○イノシシ
捕獲目標頭数 17,000頭以上 （前計画 17,000頭以上）
農作物被害額 9,000万円以下（前計画 10,200万円以下）
○ニホンジカ
捕獲目標頭数 19,000頭以上 （前計画 17,000頭以上）
農作物被害額 2,900万円以下（前計画 設定なし）
○ニホンザル
捕獲目標頭数 1,000頭以上 （前計画 1,500頭以上）
（今回計画では加害レベルの高い群れを中心に捕獲）
農作物被害額 2,900万円以下（前計画 ３,800万円以下）
４．その他
計画の概要は別紙（全体版、イノシシ、ニホンジカ、ニホンザル）をご覧ください。
計画の全文は県農業環境・鳥獣害対策室ホームページで公開しています。
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