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| ＜県立博物館＞ 数のパワーでコロナ退散！−県立博物館で特別展「きのくにの大般若経ーわざわいをはらう経典ー」を開催ー |
| 連絡先 |
教育委員会 教育庁文化遺産課
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| 担当者 |
県立博物館 副館長 竹中康彦 |
| 電話 |
073-436-8684 |
| FAX |
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| E-mail |
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大般若経は、形あるものにこだわらないという智恵、すなわち「空」の思想を説いた経典で
す。飛鳥時代に日本に伝わってきたのち、疫病や自然災害など、現世のさまざまなわざわいを「空」
にする、つまり取りのぞくはたらきがあるお経として、中央から地方へ広まっていきました。600
巻にも及ぶ圧倒的な数量があるにもかかわらず、和歌山県内には奈良時代から明治時代初めにかけ
て、書写や印刷によってつくられた大般若経が少なくとも200例近く残されています。
この4年間、県立博物館は東京大学史料編纂所との共同研究で、小川八幡神社（紀美野町）に伝
来する大般若経の調査を行ってきました。奈良時代から室町時代までの、手書きの経巻600巻が全
て残され、とくに奈良時代の経巻が120巻も含まれており、全国的にみても大変貴重な資料である
ことが、あらためて確認できました。
このたびの特別展では、初公開となるこの小川八幡神社の大般若経をはじめ、県内に残されてい
る代表的な大般若経を展示します。手をつくして、各地から大般若経を入手しようとした、人びと
のいとなみや思いにふれていただければと思います。
【展示構成】
�機‐�川八幡神社の大般若経
�供＾貮�経ー一人で書写した大般若経
�掘＾榮阿垢訛臠娘齋�
�検“之弌式�刷された大般若経
�后．灰譽�ションされた大般若経
〔展示資料：34件137点（県指定文化財4件12点・市町村指定文化財9件36点を含む）〕
（別添のちらし・展示のみどころ・展示資料目も、ご参照ください）
特別展「きのくにの大般若経ーわざわいをはらう経典ー」
＊令和4（2022）年4月23日（土）〜6月5日（日）9:30から17:00 （入館は16:30まで）
＊毎週月曜日休館
＊会場 和歌山県立博物館 企画展示室 （常設展「きのくにの歩みー人々の生活と文化ー」と併催）
＊主催 和歌山県立博物館
＊協力 東京大学史料編纂所
＊一般：520円（420円）、大学生310円（250円） （）内は20名以上の団体料金
高校生以下・65歳以上・障害者・県内在学中の外国人留学生は入館無料
＊関連行事 博物館講座 会場：和歌山県立博物館2階学習室
��5月8日（日） 13:30〜15:00 「和歌山県内の大般若経」
��5月22日（日） 13:30〜15:00 「小川八幡神社経の魅力と謎」
講師 竹中康彦 （当館副館長）
※事前申込制 先着各20名〔4月26日（火）9時30分より電話（073-436-8670）で受付開始〕
※新型コロナウイルス感染症流行の状況により、中止となる場合があります。
＊担当 和歌山県立博物館 副館長 竹中康彦
〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14 ≪和歌山城南側≫
（TEL:073-436-8684(学芸課直通) E-Mail:admin@hakubutu.wakayama-c.ed.jp） |
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