痛風・リウマチから外傷・手術およびがんまで “持続する強い痛み”を生み出す原因物質Tmem45bを世界で初めて発見! |
この度、和歌山県立医科大学からの記者発表を以下のとおり実施いたしますので、報道関係の皆様方のご参加賜りますようお願い申し上げます。
日時及び場所
日時:令和4年11月15日(火) 15:00〜(約20分+質疑)
場所:Web上(ZOOM)にてオンライン開催
発表者
本学医学部 麻酔科学講座 教授 川股 知之(かわまた ともゆき)
助教 谷奥 匡(たにおく ただし)
発表の概要
この度、全く新たな鎮痛薬の標的物質を発見した。痛風・リウマチ・手術・外傷およびがんでは、“動いただけで痛い”、“触っただけで痛い”などの強い痛みが持続、または慢性化して、患者さんの生活の質を低下させる。この痛みは、一般的な鎮痛薬では軽減せず、しばしば、モルヒネなどの医療用麻薬が必要となる。しかしながら、医療用麻薬は脳に作用し、鎮痛だけでなく、呼吸抑制や依存など様々な重篤な副作用を引き起こす。この度、持続する強い痛みの原因物質としてTmem45bを世界で初めて同定した。Tmem45bは末梢神経に特異的に発現し、脳にはほとんど発現しない。Tmem45bを標的とした治療はこれらの副作用がないことが予想される。Tmem45bをターゲットとした新薬開発は痛み治療のGame Changerとなる可能性がある。
参加申込方法
事前にメールにて「件名:11/15 オンライン記者発表 参加申込」「本文:報道機関名、氏名」を記載のうえ、以下のメールアドレスまで送信ください。(発表5分前まで受付)
参加に必要なURLを返信いたします。
メールアドレス: kouhou@wakayama-med.ac.jp |
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