| 令和４年度（第54回）ガンカモ類生息調査結果 −カモ類は微増、オオハクチョウ・アカハジロを確認− |
本調査は、日本におけるガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況を把握し、野生生物行政に必要な資料とするため、昭和44年度から毎年この時期に全国一斉調査を行っており、今回は5４回目の調査となります。以下、県内の調査結果を示します。
●調査日時等
・主な調査日: 令和５年1月1５日（日）
・調査員: 69名（日本野鳥の会和歌山県支部、県鳥獣保護管理員等）
・調査箇所: 247か所（県内の河川、池、沼、ダム、海岸等の渡来地）
●調査結果概要
・カモ類の個体数は例年より若干増加しました。主要河川の個体数は例年と比べ大きく変わりませんでしたが、椿山ダムでは新たな生息場所が確認できたこともあり、椿山ダムの個体数が増加しました。
・県内での目撃が少ない種としては、オオハクチョウ１羽とアカハジロ１羽が和歌川（和歌山市）で、ミコアイサが平池（紀の川市貴志川町）で10羽、ウミアイサが紀の川河口（和歌山市）と鳥ノ巣半島（田辺市）で1羽ずつ、スズガモが日高川河口（御坊市）で１羽、アメリカヒドリが古座川河口（串本町）で１羽確認されました。
・環境省レッドリスト選定種では、トモエガモ（絶滅危惧�粁燹砲�５地点で合計14羽確認されました。 |
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