| 和歌山県立文書館 パネル展示 「手紙でたどる明治時代の移民生活 〜紀三井寺村岩��家文書から〜」 |
１ 展示 の趣旨
和歌山県は 、海外移住者数が全国６位の移民県で 、今年 10月には第 2回和歌山県人会世界大会が開催される予定です。
これに関連して 県立文書館 では、当館 寄託の 岩��家文書 に含 まれる 移民関係資料 のパネル 展示を行います。
本展示 により 、当時の移民の暮らしに 理解 を深めて いただ ければ幸いです。
２ 展示の概要
江戸時代には紀三井寺村の庄屋、明治時代には 同村長や村会議員などを輩出した 岩��家には 、村政などに関する資料のほか、明治〜大正時代にかけて海外に渡った紀三井寺村出身者などからの手紙が200点以上残されています。差出人には、アメリカで財を成した者、農地経営をしていた者、農業に従事した者など様々な経歴をもつ人物がいました。
パネル 展示では、明治25年（1892）に紀三井寺村からアメリカへ渡って農業に従事し、現地で亡くなった岩��甚四郎じんしろうが、故郷へ送り続けた手紙を中心に取り上げます。手紙には、アメリカ入国に至る経緯、労働環境・賃金などが記されています。甚四郎が亡くなった際には、在米の和歌山県出身者たちが協力し合って丁寧に葬儀が行われたことがわかります。甚四郎の手紙から、明治時代の一移民の暮らしがどのようなものだったのかをみていきます。
※紀三井寺村：江戸時代は現和歌山市紀三井寺、明治時代は現和歌山市三葛・紀三井寺・内原・布引・毛見の地域にあたる。
３ 展示期間
令和6年2月7日（水）まで（予定）
４ 会場
和歌山県立文書館
〒641-0051 和歌山市西高松1丁目7−38 きのくに志学館2階
文書館ホームページ（ https://www.lib.wakayama-c.ed.jp/monjyo/ ）でも公開しています。
５ 開館時間・休館日
開館時間：10 時〜18 時（土日祝日は17 時まで）
休 館 日：月曜日（祝日の場合は翌平日） 年末年始（12月29日〜1月3日）
館内整理日（毎月第2木曜日） 特別整理期間（年1回）
６ 問い合わせ先
和歌山県立文書館 Mail：e0221011@pref.wakayama.lg.jp
電話：073-436-9540 FAX：073-436-9541 |
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