現在表示しているページ
ホーム > 組織から探す > 広報課 > 和歌山県庁メールマガジン > バックナンバー > 令和3年3月1日

令和3年3月1日

★☆★☆★ 目次 ★☆★☆★

◆和歌山県刊行物

広報紙 県民の友 令和3年3月号
和歌山県広報紙「県民の友」3月号を発行しました。
和歌山県広報紙県民の友WEB版は下記のURLをご覧下さい。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/bcms/prefg/000200/kenmin/web/202103/index.html
  県民の友表紙画像
<県政最前線>
未来につなぐ 和歌山の医療

<お知らせ>
  • 県聴覚障害者情報センターからのお知らせ
  • いのちの電話相談員養成講座
  • 県就農支援センター就農研修
  • 県農林大学校ウィークエンド農業塾
  • 地域猫対策セミナー
  • いきいきシニアリーダーカレッジ受講生
  • 和歌山大学南紀熊野サテライト受講生
  • 4月5月開始の職業訓練受講生
  • 3月は自殺対策強化月間
  • 自動車税の種別割について
  • トラクターやフォークリフトをお持ちの方へ
  • 障害基礎年金等を受給している「ひとり親家庭」の方へ
  • リサイクル図書の寄贈にご協力ください
  • 公立高校の授業料について
  • 確定申告期限の延長
  • 新規会員を募集しています!
  • 第59回 和歌山県スポーツ賞
  • 東京2020オリンピック聖火リレー 交通規制のお知らせ
  • 紀の国わかやま文化祭2021
  • 青少年の家
<試験>
  • 県職員採用試験総合案内
  • 県職員採用
  • 県警察官A採用



知事メッセージ 県民の友3月号掲載分
「説明ができるか」

 和歌山県知事として政策を皆で議論する時、 その政策が現実の事象への対応として必要だ、 有効だと「説明できるか」ということを検討してきました。
 政策は県民の幸せに資するものでなければなりませんが、 そのためには、 政策が今実際に起きていることにちゃんと説明ができるものでなければなりません。

 新型コロナウイルス感染症については、 昨春の第1波の影響は、 21日間の緊急事態宣言下で強い自粛を要請した結果、 県全部で1,200億円くらいの打撃、 雇用にして約1万人の雇用需要減という数字が出ました。
 それに対して、 公的支援は融資を除くと昨年1年で合計530億円、 21日間では単純に計算すると、 30億円くらいになってしまいます。 もっと多く出したらよいのではないかと言われても、 県の財政規模から見てとうてい支えられない、 ということが分かります。 その時、 人々の生活は、 暮らしは、 命は、 心は、 健康は耐えられると説明できるか。 したがって、 和歌山県は、 保健医療行政でがんばって感染の拡大防止に努めるから、 県民の生活と経済には最低限の制限しかしないという政策をとってきたのです。

 でも、 世の中を見ていると、 コロナについてだけでも説明できないことがたくさんまかり通っています。 何故、 欧米と日本では感染のレベルが違うのか説明ができるか。 欧米には陽性者を追跡調査して隔離する保健所がないからです。 医療が大変だからといってコロナの感染症法のステータスを落としてしまっても大丈夫か、 保健所が大変だから積極的疫学調査は一部だけでも大丈夫と説明できるか。 保健所が陽性者を隔離することすらできなくなって感染が拡がり、 そうなれば、 重症者も増えて、 よけい医療が大変になるではありませんか。 そんな例がいっぱいあります。

 マスコミの報道を見たり、 専門家の方々の評論を聞いたりしていると、 色々な現実をそれで説明できるのか疑問だということが大変多いと思います。 報道、 発言は自由だけれど、 我々県民はそれを盲信することなく、 それでこれが「説明できるか」という気持ちをもって対応したいものです。

 でも、 行政と医療の踏ん張りはギリギリです。 県民の皆さまには、 県からの最低限のお願いだけは守ってください。

和歌山県知事 仁坂吉伸



 
[関西広域連合メールマガジンの登録について]
和歌山県が参加している関西広域連合ではメールマガジンを発行しています。
関西の広域的な課題に対する取組みの情報のほか、関西広域連合委員(構成府県市の知事や市長)
からのメッセージを定期配信しています。
配信を希望される方は、次のいずれかの方法により登録をお願いします。
1.関西広域連合のホームページから登録
 https://www.kouiki-kansai.jp/koikirengo/jyuminsankaku/mailmaga/254.html
2.下記の関西広域連合のメールアドレスあてに空メールを送信
 mmkibou@kouiki-kansai.jp 
 
 
 
「わかやま通信」メールアドレスの変更、配信形式(HTML形式・テキスト形式)の
変更および配信の停止を希望される方は、次のURLからお手続きをお願いします。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/000200/mailmagaform/mailmagaform.html
 
「わかやま通信」バックナンバーは次のURLをご覧ください。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/000200/mailmagaform/backnumber/index.html
 
【「わかやま通信」メールマガジンに関するお問い合わせ先】
〒640-8585
和歌山市小松原通一丁目1番地
和歌山県知事室広報課
TEL:073-441-2034(直通)
FAX:073-423-9500
問い合わせフォーム:http://www.pref.wakayama.lg.jp/inquiry.html