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![]() 今年はあの3.11の東日本大震災の悲劇から10年の年でありました。
また当県にとっては、
同様に大変な被害を受けた9.04の紀伊半島大水害から10年の年でもあります。
御遺族や大きな被害にあわれた方々のこの10年間の悲しみや苦しみは、
余人が想像することもできないほど大きなものであったと思います。
それぞれの被災日を中心に、
御遺族や地元の方々を中心に慰霊の催しがなされました。
和歌山でも、
地元の方々の催しとともに、
9月5日に県全体でも被災10年を振り返る合同慰霊式を行おうとしていたのですが、
コロナの感染状況を考慮して取り止め、
私が各地の慰霊碑を回って、
手を合わせてまいりました。
我々は、
ともすれば過去の悲劇の記憶を段々と失っていきがちであります。
災害は忘れた頃にやって来るとよく言われますが、
過去の悲劇を忘れ、
備えを疎かにし、
災害が襲いかかってきた時、
また同じような犠牲を出しては、
あまりにも情けないと言わざるを得ません。
したがって、
我々は、
記憶を風化させないように、
いつもあの大震災や大水害を折にふれ思い出し、
犠牲者や被害に思いをいたさなければなりません。
しかし、
特に我々行政にとっては、
過去を忘れないことだけが大切なわけではありません。
過去の思い出をバネに、
備えを常に強くすることに努力し続けなければなりません。
この2つの悲劇をきっかけとして、
今装備されている防災対策は格段と強化されています。
あの悲劇の東北を見て学んだもの、
大水害の最中にとっさに対応したことを、
次は「常備軍」として整備しているもの、
そしてICTの力を借りて格段に強力になったものなどたくさんあります。
数えてみたら、
何と23項目にもなっています。
(県防災企画課のウェブサイトで是非ご確認ください。
)
しかし、
それも、
我々行政から地元の住民一人一人まで、
それを使いこなせなければ何にもなりません。
我々も常に使いこなせるよう努力します。
県民の皆さんにも理解、
習熟していただけるようPRに努めます。
訓練も必要です。
そうして、
皆で力をつけて次なる災害の時は、
力を合わせてがんばりましょう。
和歌山県知事 仁坂吉伸
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