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令和4年1月29日
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◆ 知事メッセージ

危機こもごも至る

 私たちのこの和歌山県を過酷な運命が次々と襲います。
 一つはもちろん新型コロナウイルス感染症であります。 あの苦しかった第五波を何とか保健医療行政で食い止め、 さらにその後より厚くしていた備えがオミクロン株のとんでもない感染力の前に次々と突破され、 自宅療養を余儀なくされ、 抑制していた不要不急の外出の自粛をお願いせざるを得なくなり、 また、 まん延防止等重点措置区域への指定もお願いせざるを得なくなりました。 県民の皆さんには大変申し訳ないと思います。

しかし、 感染の蛇口を絞める努力を怠ったら、 感染者がとめどもなく増え続け、 いずれ医療の崩壊につながりますから、 感染者が多くて大変ですが、 保健医療行政は歯を食いしばって頑張っていますし、 自宅療養中に患者の容体が急変した時に備えて、 クリニックのお医者さんがウォッチをしてくださるような手配も致しました。 また、 協力金を頂ける時短中の飲食店の他にもたくさんある営業不振の業種を支援する手立ても、 できるだけ厚く講じなければなりません。 すべての政策手段を動員して和歌山の危機を乗り越えなければなりません。

 この大騒ぎの最中に突如降ってきたのが、 ENEOS和歌山製油所(有田市)の製油所機能を停止することについての発表です。 有田市民、 海南市民が80年間も共に歩んできて、 有田市の製造品出荷額等の90%、 和歌山県でも20%を占める工場が消滅したら、 和歌山県も大打撃です。
こつこつと必死で努力して企業誘致を成功させ、 何十人単位で新しい雇用をいくつも積み重ねてきたのが、 いっぺんに吹っ飛ぶような打撃です。
しかし、 ENEOSも新しい技術で次世代のエネルギー企業として覇を唱えていくつもりでしょうから、 次の新しい社業の種を、 有田工場に植えていってほしいと必死で働きかけていくしかありません。

 なんでこんなに次から次へと難問が。 あまりにも多い公務ゆえに営業ができなかったうちに時代が進んでしまったと世を呪いたくなりますが、 勇気を奮い立たせて頑張るしかありません。

和歌山県知事 仁坂吉伸




 
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