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令和4年3月3日
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◆ 知事メッセージ

新型コロナウィルス感染症対策(その84) まん延防止等重点措置の終了

 まん延防止等重点措置については、 令和4年3月6日まで政府が指定をしてくれていますが、 これで終了ということになりました。 そこで県民の皆様向けに記者会見をしましたので、 その概要及び背景を以下に申し述べます。

『まん延防止等重点措置は3月6日をもって終了ということになるのですが、 経緯を言いますと、 和歌山県は、 和歌山県の感染が保健医療行政の能力からしても感染者が多すぎるので、 感染防止のためには、 従来からの政策割り当てを変更して、 やれることは何でもやろうと意思決定をして、 まん延防止等重点措置の適用をお願いしたわけです。 まん延防止等重点措置の対象区域になると、 飲食店の時短を要請しなければなりません。 もとより和歌山県では飲食店の夜間営業はそうはやってはいなかったので、 ここに時短をかけても効果は薄いということはわかっていたのですが、 それも承知の上で、 やれることは何でもやるという方針でお願いしたわけです。 それが3月6日まで続いていることになります。

 その間、 次第に、 感染者も減ってきて、 当然、 前に感染した人は治っていきますが、 その方々の方が多いので、 療養者の総数も減ってきて、 病院はほどほどに回っている。 だけど、 感染者は3月2日は273人で、 その前が290人と、 和歌山県にとってまだまだ非常に多いのです。 だから、 保健医療行政だけで、 感染を防止していくのも本当に大変ですから、 もうちょっと、 これは延ばした方がいいのではないかと思いまして、 その意向を政府に伝えていました。 そうしたら、 政府の方から、 それは駄目です、 と言われました。 理由は別添の基準に従うと和歌山県はもう卒業だということです。 今回は、 要請があったら何でもオッケーという従来のやり方ではなくて、 一定の考え方のもとに、 客観的に考えるというふうに言われました。 権限は政府にありますから、 従わざるを得ないということになります。

 政府の考えるまん延防止等重点措置解除基準が四つぐらいありまして(別添)、 そこから考えると和歌山県は全部の点で優等生ですと言われました。 遅く始めて、 すぐに解除基準を全部下回るようになって、 さすがですねと言われましたが、 我々としては、 さすがと言われても、 本当に大変なので、 もうちょっと続けさせていただけませんかと言ったのですが、 駄目です、 と言われたというわけです。

 ということで、 3月6日をもって、 まん延防止等重点措置が解除になり、 まん延防止等重点措置によって、 我々がお願いを追加した措置については、 元に戻すということを申し上げたいと思います。 従って、 時短要請はしない。 そうするとお店に店を夜開けてもいいですよと言って、 お客さんに不要不急の外出を自粛せよと言うのは少し変なので、 安全な外出、 安全な生活というモードに変えようと思います。 これは、 いつの時代でも大事なので、 それに、 まだまだ感染はすごいものですから、 ぜひ守って、 うつらないように、 うつさないように、 自らも気をつけて欲しいし、 一方、 保健医療行政は必死で奮闘していますから、 それに協力をして、 体調が悪いとか、 うつったのでのはないかというような時は、 相談をして、 指示に従ってもらいたい。 こういうことを申し上げたいと思います。

 これからはどうすべきかということなのですが、 オミクロン株の感染はまだまだリスクが大きいので、 従来から言っていた注意事項はよく守ってもらいたいと思います。 例えば、 大人数の会食などは控えた方がいいですとか、 マスクとか、 手洗いとか、 密になるのは避けるとか、 そういういろいろなお願いをしていました。 それは、 厳重に守ってもらった方がいいと思います。
 ただ、 一般的に家に閉じこもってもらった方がいいですとか、 楽しみとしての外出は控えましょうというような「不要不急の外出の自粛」は、 一方では時短も解除することになるので、 少しきつすぎるかなと思い、 止めます。
 飲食とか外出とかは安全なやり方でやってくださいということです。 』

和歌山県知事 仁坂吉伸 


<別添>
【解除基準】
  • (1)新規感染者の減少については、 新規陽性者数(7日間平均)の先週今週比が継続して1.0を下回っているか、 低位の水準にあること
    (該当)
  • (2)病床使用率が概ね50%を下回っており、 下降傾向にあること
    (該当)
  • (3)重症病床使用率が概ね50%を下回っていること
    (該当)
  • (4)自宅療養者数と療養等調整中の者の合計が下降傾向にあること
    (該当)


 
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