先日実施した知事定例記者会見での発表内容についてご説明します。

　今回は発表事項が2つ、 話題事項が5つです。

　まず、 発表事項の一つ目は、 「令和5年度 新政策と予算編成の方針」についてです。

　令和5年度新政策は、 『魅力ある和歌山の創造』『くらしと経済を支える基盤づくり』の2つの政策を柱とし、 和歌山の強みを活かした施策を積極果敢に展開することで、 人や企業から選ばれる魅力あふれる和歌山を実現します。

　また、 予算編成については、 令和4年3月に策定した「新中期行財政経営プラン」を着実に実施するため、 スクラップアンドビルドや事務事業の見直しを徹底することとし、 既存事業については▲5％のシーリングを原則とします。

　二つ目は、 「南紀白浜空港展望広場（空港公園）内ビジネス拠点「Office Cloud 9」が開業」についてです。

　このたび、 南紀白浜空港展望広場（空港公園）内において、 ビジネス拠点「Office Cloud 9」が完成し、 10月11日（火）に開業式を行います。 今後、 共同事業者や白浜町等と連携・協力し、 同施設を活用したワーケーションや企業誘致に取り組みます。

　続いて、 話題事項の一つ目は、 「新型コロナウイルス感染症 全数届出の見直しに係る対応」についてです。

　新型コロナウイルス感染症対策における政府の方針改定に伴い、 和歌山県民の命を守るため、 新しい制度を運用しています。 県民の皆様は、 自主的な感染予防対策を始め、 陽性者登録センターへの登録、 医療従事者や施設従事者は、 療養期間の適正な運用をお願いします。 また、 不安を感じた時などは、 問合せ窓口をご利用ください。

　二つ目は、 「和歌山県と株式会社読売旅行との大型観光キャンペーンに関する協定について」です。

　県と(株)読売旅行は、 県の旬な観光資源を活用した旅行商品の造成・販売や、 地域と一体となったイベント開催や特産品の販売などにより、 全国に向けた効果的な情報発信と観光誘客を図るため、 連携協定を締結することになりました。 10月6日（木）11時から県庁知事室で調印式を行います。

　三つ目は、 「〜「蘇りの地、 わかやま」キャンペーン〜「わかやまリフレッシュプラン」」についてです。

　リフレッシュプランについては、 県民割・ブロック割の利用期間を、 10月10日まで延長します。 その後は、 国全体の制度に引き継ぎ、 12月20日まで実施しますので、 ぜひご利用ください。

　四つ目は、 「消費者シンポジウム「消費でつくる和歌山の新しい未来」〜成年年齢引下げ、 孤独・孤立対策、 SDGｓ〜を開催します！」についてです。

　消費者を取り巻く環境が大きく変化し、 消費者トラブルも多様化・複雑化している状況を踏まえ、 一人一人が「自ら考え自ら行動する」自立した消費者となるための情報を発信するため、 10月30日（日）13時から和歌山市内で、 シンポジウムを開催します。

　五つ目は、 「10月は「和歌山県ごみの散乱防止強化月間」です。 」についてです。

　県では、 令和2年10月1日に「和歌山県ごみの散乱防止に関する条例」を施行し、 毎年10月を「和歌山県ごみの散乱防止強化月間」と定め、 ごみ散乱防止における取組を強化しています。 今年度は、 10月6日（木）8時45分から県庁正面にて、 出発式を行います。

　次に、 質疑応答ですが、 発表項目では、 「令和5年度新政策と予算の編成方針における実現性について」、 「新型コロナの全数把握の見直し業務の進捗状況」など、 発表項目外では、 「次期和歌山県知事選挙について」、 「危機管理事象に対する県の体制や対応」について、 記者から質問がありました。