先日実施した知事定例記者会見での発表内容についてご説明します。

　今回は発表事項が4つ、 話題事項が2つです。

　まず、 発表事項の一つ目は、 「和歌山県ドクターヘリ格納庫・給油施設竣工式の開催」についてです。

　和歌山県ドクターヘリについては、 平時の救急医療体制の充実と大規模災害時の救急体制の強化を図るために整備を進めてきましたが、 このたび、 紀州材を活用した格納庫と給油施設が完成しました。 11月14日（月）から運用を開始するとともに、 竣工式を行います。

　二つ目は、 「北星産業（ほくせいさんぎょう）株式会社が橋本市にコメリ関西流通センターを開設します」についてです。

　新潟県新潟市に本社を置く北星産業株式会社が、 コメリグループの物流を支える拠点として、 橋本市にコメリ関西物流センターを建設することになりました。 操業開始は令和7年2月を予定しており、 3年間で105名の雇用が見込まれます。

　三つ目は、 「人材派遣・業務請負サービスを提供する株式会社マックスサポートが和歌山市に新オフィスを開設」についてです。

　東京都新宿区に本社を置く株式会社マックスサポートが、 自社における派遣スタッフの応募受付や新型コロナウイルス感染症に係るコールセンター業務などを行う新オフィスを、 和歌山市に開設することになりました。 操業開始は令和5年1月を予定しており、 3年間で42名の雇用が見込まれます。

　四つ目は、 「県内小学校等への県産農水産物（魚・鯨肉・ジビエ・みかん）の提供を実施します」についてです。

　県では、 地産地消の取組の一環として、 県内の国公私立小学校及び中学校等の給食などに、 県産農水産物を提供しています。 今回は、 魚・鯨肉・ジビエ・みかんを提供し、 県産農水産物への理解をより深めてもらうため、 出前授業を開催します。

　続いて、 話題事項の一つ目は、 「令和４年度和歌山県名匠表彰」についてです。

　令和4年度和歌山県名匠表彰の受賞者ですが、 伝統的に、 松の煤（すす）と膠（にかわ）を混ぜ合わせて墨を作っている、 田辺市の堀池雅夫（ほりいけ　まさお）さんに決まりました。 表彰式は、 10月31日（月）11時から県庁で行います。

　二つ目は、 「新型コロナワクチン（オリジナル株とオミクロン株の2価ワクチン）の市町村追加配分」についてです。

　新型コロナワクチン（オリジナル株とオミクロン株の2価ワクチン）の追加配分があり、 今回で、 2回目接種完了者（R2年8月28日時点）の、 約97%に相当する量に到達しました。 接種券が来た人は、 ぜひ早めに申し込んで、 接種していただきたいと思います。 また、 インフルエンザの流行も懸念されるため、 インフルエンザワクチンの接種も、 併せてお願いします。

　次に、 質疑応答ですが、 発表項目では、 「新型コロナとインフルエンザの同時流行に対する和歌山県の医療体制等」について、 発表項目外では、 「マイナンバーカードの普及」、 「スペースポート紀伊の打上げ延期に伴う影響」などについて、 記者から質問がありました。