先日実施した知事定例記者会見での発表内容についてご説明します。

　今回は発表事項が2つ、 話題事項が3つです。

　まず、 発表事項の一つ目は、 「県営射撃場（仮称）の整備」についてです。

　県では、 野生鳥獣による農作物被害の軽減を図るべく、 「騒音や鉛害対策をしっかり行った上での適正な整備費」、 「運営経費の県負担の抑制と運営主体の存在」、 「市町村の積極的な協力と地元住民の理解」を条件に、 県営射撃場の整備を進めていきます。

　二つ目は、 「企業のDX化を支援するエコービジネスソフトウエア株式会社が和歌山市に新オフィスを開設」についてです。

　大阪市に本社を置くエコービジネスソフトウエア株式会社が、 企業のDX化とそれに関連するソフトウエアの導入支援業務を実施するため、 和歌山市に新オフィスを開設することになりました。 操業開始は令和5年4月を予定しており、 3年間で7名の雇用が見込まれます。

　続いて、 話題事項の一つ目は、 「アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ『永明』中日友好特使任命式」についてです。

　日中国交正常化50周年を迎えたことを祈念し、 中国駐大阪総領事館が、 アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ『永明』を、 中日友好特使として任命することになりました。 任命式は、 11月13日（日）16時から、 アドベンチャーワールドで行われる予定です。

　二つ目は、 「令和４年度紀州材ベストユーザー賞表彰式の開催」についてです。

　県では、 県外の木材大消費地において、 紀州材の需要拡大に実績のある企業等を対象に、 その優れた取り組みを、 紀州材ベストユーザー賞として表彰しています。 令和4年度は、 湯快リゾート株式会社を大賞に決定し、 11月15日（火）11時から知事室にて表彰式を行います。

　三つ目は、 「関西広域連合「関西 次なる波への備えの充実宣言」についてです。

　令和4年11月3日に開催された第148回関西広域連合委員会において、 関西の府県市民に対し、 冬にかけて季節性インフルエンザとの同時流行に警戒する必要があるため、 基本的な感染対策の継続や新型コロナワクチン・インフルエンザワクチンの早期接種を促すとともに社会経済活動との両立を呼びかける「関西 次なる波への備えの充実宣言」を発出しました。

　次に、 質疑応答ですが、 発表項目では、 「県営射撃場（仮称）整備の見通し」などについて、 発表項目外では、 「和歌山県知事選挙」、 などについて、 記者から質問がありました。