先日実施した、 仁坂知事の最後の知事定例記者会見での発表内容についてご説明します。

　今回は発表事項が4つ、 話題事項が2つです。

　まず、 発表事項の一つ目は、 「和歌山県レッドデータブックを改訂しました」についてです。

　今回の改訂では、 10分類群・1655種を掲載するとともに、 多くを写真付きで紹介しています。 また、 貴重な動植物が多く生息・生育するエリアを「生物多様性保全上注目すべき地域」として掲載・解説しています。 県ホームページでは、 11月28日（月）から公開していますので、 ぜひご覧ください。 なお、 冊子版は令和5年2月頃に発刊予定です。

　二つ目は、 「令和5年2月 南紀白浜＝東京（羽田）の臨時便が運航！4往復8便化の実現に向けた取組を推進します！」についてです。

　和歌山県では、 南紀白浜空港の利便性向上が図られるよう、 増便に向けた取組を行ってきましたが、 この度、 臨時便が運航され、 令和5年2月の1ヶ月間、 1日4往復8便となります。 11月30日（水）から販売を開始していますので、 ぜひご利用ください。

　三つ目は、 「和歌山県と東武トップツアーズ株式会社との観光振興に関する協定」についてです。

　県と東武トップツアーズ（株）は、 双方の資源や人材を有効活用した地方創生を実現し、 大阪・関西万博に向けた効果的な情報発信と観光誘客を図るため、 連携協定を締結することになりました。 調印式は、 12月5日（月）に知事室で行います。

　四つ目は、 「「紀州学研究会」の設置」についてです。

　紀州の歴史、 文化、 自然などを「紀州学」として総合的に調査研究し、 その成果を蓄積して、 県内外に広く発信しつつ次世代に引き継ぐため、 和歌山県立博物館内に「紀州学研究会」を設置します。 現在、 研究会の活動に参加いただける研究者を広く募集しています。

　続いて、 話題事項の一つ目は、 「〜「蘇りの地、 わかやま」キャンペーン〜わかやまリフレッシュプランＳワイド 〜利用期間の延長〜」についてです。

　現在実施している、 「わかやまリフレッシュプランＳワイド」ですが、 観光庁が全国旅行支援を12月27日宿泊分（12月28日チェックアウト分）まで実施することに伴い、 利用期間について、 12月27日宿泊分（12月28日チェックアウト分）まで延長します。

　二つ目は、 「PCR検査等の無料化事業の期間延長」についてです。

　県内在住の無症状の方を対象に、 11月30日までとしていた、 「PCR検査等の無料化事業」の一般検査について、 12月31日まで延長します。

　次に、 質疑応答ですが、 発表項目では、 「南紀白浜＝東京（羽田）の臨時便運航による今後の見通し」について、 発表項目外では、 「4期16年を振り返った所感」、 「和歌山県知事選挙の結果と後任に対するメッセージ」などについて、 記者から質問がありました。