先日実施した、 岸本知事の知事定例記者会見での発表内容についてご説明します。

　今回は発表事項が1つ、 話題事項が2つです。

　まず、 発表事項は、 「令和5年度「和歌山県子供食堂支援事業補助金」の募集を開始」、 「子供食堂交流会を開催」についてです。

　新規に子供食堂を開設する団体や、 現在子供食堂を実施している団体を対象に、 子供食堂開設に当たっての設備及び備品の購入費や設備の改修費、 多様な世代交流に要する経費などを補助する「和歌山県子供食堂支援事業補助金」の募集を、 7月11日（火）より開始します。 また、 子供食堂を始めたい方や興味のある方などを対象に、 8月8日（火）13時30分から、 和歌山市内で、 子供食堂交流会を開催します。

　続いて、 話題事項の一つ目は、 「株式会社Respawn（リスポーン）が和歌山市と白浜町にサテライトオフィスを同時に開設」についてです。

　東京都世田谷区に本社を置く株式会社Respawnが、 SES（システムエンジニアリングサービス）事業の拠点を和歌山市に、 システム開発・ワーケーション拠点を白浜町に、 同時に開設しました。 3年間で15名の地元雇用が見込まれます。

　二つ目は、 「第9回アジア・オセアニア高校生フォーラムを開催」についてです。

　県内外の高校生とアジア・オセアニア地域の17の国や地域の高校生が、 津波・防災対策や環境問題などについて英語で議論を深める、 アジア・オセアニア高校生フォーラムを開催します。 7月29日（土）から8月2日（水）までで、 4年ぶりに対面での開催となります。

　次に、 質疑応答ですが、 発表項目では、 「子供食堂が継続的に地域の支援を得られる仕組みづくり」、 「子供食堂が地域の拠点となることの意義」など、 発表項目外では、 「南紀白浜空港を大規模広域防災拠点にする奈良県の提案に対する受け止め」、 「政府が実施を決めたマイナンバーカードの総点検を行う上で必要なこと」について、 記者から質問がありました。