先日実施した、 岸本知事の知事定例記者会見での発表内容についてご説明します。

　今回は、 発表事項が5つ、 話題事項が1つです。

　まず、 発表事項の一つ目は、 「令和6年度から和歌山県職員採用試験が大きく変わります！」についてです。

　令和6年度からの採用試験制度について、 県行政を担う多様な人材を獲得するため、 抜本的に見直します。 まず、 通常募集枠に加え、 募集職種として「早期募集枠」と「社会人採用」を新設し、 これらの職種は専門試験を行いません。 また、 2次試験に1次試験の点数を加味しない「リセット方式」の導入や、 年齢要件等の見直しも行います。

　二つ目は、 「わかやま資源自律経済ビジョンをとりまとめました」についてです。

　地域の特性を踏まえた産業創出や広域的な資源循環ネットワークの構築を目指すため、 専門家の方々による議論を踏まえ、 「わかやま資源自律経済ビジョン」をとりまとめました。

　三つ目は、 「和歌山県とアフラック生命保険株式会社が包括連携協定を締結します」についてです。

　県民が、 生涯にわたり健康を維持し、 高齢や認知症になっても、 安心していきいきと暮らすことができる社会の実現を図ることを目的に、 アフラック生命保険株式会社と、 がん対策・介護・健康増進に関する包括連携協定を締結します。

　四つ目は、 「和歌山県とMRT株式会社が医師確保と医療DXの実現に向けた連携協定を締結します」についてです。

　県内における安定的な医師確保と医療現場へのデジタル技術の導入により、 県民が安心して医療を享受できる社会の実現を目的に、 MRT株式会社と連携協定を締結します。

　五つ目は、 「和歌山県とくら寿司株式会社が包括連携協定を締結します」についてです。

　漁業振興や県産品の販売促進、 食育や環境保全活動等の分野で協力を進め、 相互の活動の進展と地域社会の発展に寄与することを目的に、 くら寿司株式会社と包括連携協定を締結します。

　続いて、 話題事項の一つ目は、 「2025年大阪・関西万博500日前イベントを開催します！！」についてです。

　万博へのワクワク感や万博をきっかけに一歩踏み出しチャレンジする意欲が高まるよう、 11月23日（木・祝）に海南市で、 2025年大阪・関西万博500日前イベントとして、 万博テーマ事業プロデューサーの講演や県内の子供たちによるステージパフォーマンスを行います。

　次に、 質疑応答ですが、 発表項目では、 「採用試験で専門試験を行わない理由」、 「採用試験の実施時期を早めることの狙い」など、 発表項目外では、 「県立自然博物館の結論に対する受け止め」について、 記者から質問がありました。