先日実施した、 岸本知事の知事定例記者会見での発表内容についてご説明します。

　今回は、 発表事項が3つです。

　まず、 発表事項の一つ目は、 「令和6年度　重点施策と予算編成の方針」についてです。

　令和6年度の重点施策については、 人口が減少しても、 すべての県民が希望を持って生き生きとした生活ができるウエルビーイングな和歌山県を作るために、 5本の柱を立て、 新規政策や既存政策の拡充を行っていきます。 予算編成は、 政策的経費について既存の予算から15％減らしますが、 メリハリのついた予算にし、 いたずらに歳出カットをするのではなく、 賢いやり繰りをしながら、 できるだけ重点施策に力を入れていきます。

　二つ目は、 「知事のタイ王国訪問」についてです。

　知事が、 10月16日（月）から10月20日（金）の日程でタイを訪問し、 友好関係を結んでいる政府機関との意見交換、 新たな投資委員会との覚書の締結、 高級宿泊施設等の観光産業への投資を促進するためのトッププロモーション等を行う予定です。

　三つ目は、 「南紀白浜空港の愛称募集」についてです。

　南紀白浜空港を、 海外に知れわたる空港にするため、 来年の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録20周年の節目を迎えるにあたり、 空港と世界遺産の双方の知名度向上ができるよう、 南紀白浜空港の愛称を募集します。 募集期間は11月10日までです。

　次に、 質疑応答ですが、 発表項目では、 「予算編成におけるシーリングの設定や重点施策枠の考え方」、 「予算編成で各部局の裁量を大きくした狙い」、 「南紀白浜空港を活性化するための事業や構想」などについて、 記者から質問がありました。