先日実施した、 岸本知事の知事定例記者会見での発表内容についてご説明します。

　今回は、 発表事項が3つ、 話題事項が2つです。

　まず、 発表事項の一つ目は、 「知事のアメリカ・ブラジル・アルゼンチン訪問について」です。

　知事は、 10月15日から10月23日の日程でアメリカ、 ブラジル、 アルゼンチンを訪問しました。 アメリカでは、 和歌山県・フロリダ州姉妹県州提携30周年記念展示のオープニング式典に出席し、 フロリダ州政府幹部と明年の30周年記念事業と今後の交流について意見交換を行いました。

　ブラジルでは、 ブラジル和歌山県人会創立70周年記念式典に、 アルゼンチンでは、 和歌山県人によるアルゼンチン移住開始110周年の記念式典に出席し、 県人会会員と交流し、 本県出身者やその子孫との絆をさらに深めました。

　発表事項の二つ目は、 「株式会社ワーク・ライフバランスが提唱する3宣言に係る署名式を開催します！」についてです。

　県職員の働きやすい職場環境整備の取組の一環として、 株式会社ワーク・ライフバランスが提唱する「男性育休100％宣言」「勤務間インターバル宣言」「女性の再就職応援宣言」に賛同し、 宣言に係る署名式を開催します。

　発表事項の三つ目は、 「熊野白浜リゾート空港連絡バスの実証運行について」です。

　熊野白浜リゾート空港は、 空港利用者数が年間20万人を超える状況となっており、 二次交通の強化や利用者の利便性向上を目的に、 国内定期便の発着に合わせて、 空港と近隣市町の主要ポイントを繋ぐ「空港連絡バス」を11月5日から実証運行します。

　次に話題事項の一つ目は、 「和歌山県パートナーシップ宣誓制度 自治体間連携を開始します。 」についてです。

　県では、 性的少数者のカップルが協力して共同生活を行う「パートナーシップ関係」にあると宣誓したことを証明し、 婚姻関係にある夫婦と同等のサービスを受けられるようにする「パートナーシップ宣誓制度」を令和6年2月から実施しています。

　このたび、 宣誓者の転居時の負担を軽減するため、 169自治体間での連携に参加します。 この連携で、 連携自治体間で転居する場合に必要となる手続きが簡素化されます。

　話題事項の二つ目は、 「カイロスロケット2号機打上げ見学チケットの販売状況」についてです。

　令和6年12月14日に打上げを予定しているカイロスロケット2号機の打上げ見学チケットですが、 10月21日にチケット販売を開始しましたが、 10月24日に完売しました。

　

　次に、 質疑応答ですが、 発表項目では、 「カイロスロケット打上げに対する期待と警戒区域対策」について、 「空港連絡バスの実証運行への期待」について、 発表項目外では、 「衆議院議員選挙結果」について質問がありました。