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畔田十兵衛墓/1基
くろだじゅうべえはか
畔田十兵衛は、翠山(すいざん)とも号し、医者をしながら本草学を研究した。加賀白山(はくさん)での採集旅行を手始めに、海産動物を中心とした調査のために諸国を巡った。日本最初の水産動物誌『水族志』や諸物の名称を考察した大著『古名録』など多くを著した。安政(あんせい)6年(1859)熊野で採薬旅行中に本宮で没した。墓は本宮竹の坊一家の墓地内にあり、墓石の正面には「賢性曹徹信志」右に「安政六未年六月十八日没」左に「畔田十兵衛事」と刻まれている。