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平治川の長刀踊
へいじがわのなぎなたおどり
平治川は本宮から10数キロメートル離れた奥熊野の山中にある。この踊りは源平合戦(げんぺいがっせん)に敗れ、この地の落ちのびた平家の子孫らが、盂蘭盆(うらぼん)に先祖の霊を慰めるために踊ったのが始まりという。踊りの中で歌われる詞章(ししょう)は江戸時代末期に流行した歌曲と共通している。踊り子はもとは男性であったが、現在はすべて女性となっている。音頭に合わせて、源平をあらわした赤と白の玉結びをそれぞれにつけた長刀(なぎなた)を振り上げ活発に踊る。公開時期:8月14日15日