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方言会話文8選

場面設定の会話:道案内(隣町の者に道を教える 昼)

音源:和歌山県方言調査報告書(昭和59年度 和歌山県)

A チョット オタズネシマス。 コノ ヘンニ マツウラサン
  ちょっと お尋ねします。 この 辺に 松浦さん

  チュー ウチ アルカイ。
  という 家(が) ありますか。

B マツウラ ナン チュンナイ。 ソノ ヒト シゴト ナニ
  松浦 何 というのですか。 その 人(は) 仕事(に) なに(を)

  シテンヨ。
  してるのよ。

A タシカ リョーシヤテ ユヤッタヨ。 ナマエワ ヨサクサン
  たしか 漁夫だと いっていたよ。 名前は 与作さん

  ヤヨ。
  だよ。

B アーン ヨサクサンカイ。 ヨサクサンヤッタラ コノ ミチ
  あーん 与作さんですか。 与作さんだったら この 道(を)

  ズット イッチョーホド イッテ ヨツツジ アルサカ ソコ
  ずっと 1町ほど 行って 四辻(が) あるから そこ(を)

  ヒダリエ イッタラ サンゲンメノ ヒラヤノ ウチヤ。
  左へ 行ったら 3軒目の 平屋の 家だ。

  チョット ヒャクショーモ シテ イラ。
  少し 百姓も して いる。

A ココカラ ジカン ドノクライ カカライ。
  ここから 時間(は) どのくらい かかりますか。

B ソーヤナー。 アルイテ ジップングライヤナ。
  そうだなあ。 歩いて 10分ぐらいだね。

A オーキニ。
  ありがとう。

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