現在表示しているページ
ホーム > 和歌山の自然・景観 > あらぎ島

和歌山の自然・景観

あらぎ島の棚田(有田川町)

あらぎ島

 

日本の白砂青松百選(読売新聞社・1987年)関西自然に親しむ風景100選(地球環境関西
フォーラム・2005年)

川で囲まれた珍しい景観の棚田。清水町のシンボル的存在。日本の棚田百選に選ばれている。和歌山の朝日・夕日100選のひとつにも選ばれている。有田川の上流、山あいに広がる清水町にある全国的にも有名な棚田。
弧を描くように流れる川に囲まれた、美しい扇形の形をした田の集まりで、江戸時代初期(1655年)から地元の庄屋が6年かかって2.3ヘクタールを開田し、段々畑を棚田に造り変えたもので、その当時に整備された用水路は今なお現役で使用されている。棚田は、三田のバス停付近に小さいながらも見おろせる場所があり、ここからのながめは大変素晴らしい。有田川が弧を描きながら流れる中に半島状の河岸段丘があり、緩やかな勾配の丘に54枚の棚田が造成されている。
田植えのころには一面に水をためた水田に空や雲が映り、夏には54枚の田の稲が青々と茂り、そして稲穂が金色に輝く秋と、背後の山並や農村の風景とともに、四季折々に美しい表情を見せてくれる。
出典: 地球環境関西フォーラムHP

このページのトップに戻る