現在表示しているページ
ホーム > 和歌山の自然・景観 > 那智の滝

和歌山の自然・景観

那智の滝(那智勝浦町)

那智の滝

 

日本の滝百選(緑の文明学会、グリーンルネッサンス、緑の地球防衛基金)関西自然に親しむ風景100選(地球環境関西フォーラム・2005年)

那智の滝は、高さ133m、幅13m、滝壷の深さ10mの日本一の名瀑。御滝そのものが熊野那智大社の別宮飛瀧神社のご神体として崇められ、毎年7月9日と12月27日の2回、古来からの神事にのっとり御滝注連縄張替行事が行われる。
熊野那智大社と那智山青岸渡寺は、熊野権現が明治の神仏分離令により分かれたが、かつては、山岳信仰と密教思想が合致し神仏習合の世界が開け、中世には熊野三山の信仰が盛んになり、蟻の熊野詣でと言われるほどに多くの参詣者で賑わった。那智山青岸渡寺は、平安時代中期に花山法皇により西国三十三所観音霊場一番札所になった。
那智山周辺は吉野熊野国立公園に属し、この度、那智の滝、那智原始林、熊野那智大社、那智山青岸渡寺、参詣道(熊野古道)と共に世界遺産に登録された。

自然景観: 那智の滝とその水源池は、吉野熊野国立公園に指定されている。滝も多く、那智の滝の上流には二の滝、三の滝を始め、その周辺には「那智四十八滝」がある。
歴史遺産: 熊野那智大社、那智山青岸渡寺などが世界遺産に登録され、国、県、町の指定をうけた貴重な文化財がある。
伝統文化: 「蟻の熊野詣で」と言われるように、多くの参詣者で賑わった。那智の火祭り(熊野那智大社例大祭)を始め、多くの伝統文化が息づいている。
出典: 地球環境関西フォーラムHP

このページのトップに戻る