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和歌山の自然・景観

浮島の森(新宮市)

浮島の森

 

関西自然に親しむ風景100選(地球環境関西フォーラム・2005年)

浮島と呼ぶとおり、水に浮く泥炭から成る。浮島は国内でもいくつかあるが、当地のような温暖で海抜数メートルの低地に大きな群落を形成しているものは珍しい。島内には約130種の植物が生い茂っている。温暖な地方にありながら、冷温帯系と亜熱帯・熱帯系の植物が混生しており、植物分布学上も貴重なものとして、国の天然記念物に指定されている。島内には、観察用の通路が整備され、地元のボランティアの案内もあり、市内の中心部にあって気軽に植物観察ができる。

自然景観  沼に島が浮かぶという形態のみならず、植生上、貴重な自然を残している。
伝統文化  昔、「おいの」という少女が浮島の森に棲む大蛇に飲み込まれ、蛇の穴に引き込まれてしまったという伝説が残され、上田秋成の「雨月物語」にも取り入れられている。
出典: 地球環境関西フォーラムHP


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