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和歌山の祭り・年中行事

岩倉神社例祭

岩倉神社例祭

 

有田川町(粟生)

地元では、 「粟生のまつり」と呼ばれることがほとんどだが「秋祭り」「岩倉神社祭り」という人もある。

五穀豊穣、神に恵みの感謝、先祖への恩返しのため、10月15日に行われる。

「上の組」「中の組」「榎生」「西の浦組」「植木」という地域5組で八朔宿(その年の担当)を回しており、この5組で岩倉神社例祭は行われる。
「やとり」とよばれる荒武者や荒武者の補佐役や、子供たちの武将姿などの準備は、朝から化粧師によってメイクされ、準備が整い次第、馬に乗った荒武者の御一行は八朔宿から出発。若宮さん、各区長さんの所にて「まとうけの儀式」と呼ばれるひし形の木の枠に黒く丸い模様の的、弓矢の様なものをトンっとあてる儀式を行い、 岩倉神社へ向かう。
その間、午前中の内に八朔宿になっていない地区(1か所)が祭りで踊る獅子たちとは別に、特別に、特別養護老人ホーム「しみずえん」に行って獅子舞・笛などをして披露する。祭りにこれない老人たちも、これで獅子舞を見ることができる。
午後、各地区の山車がぞくぞくと岩倉神社へ来る。
各山車が順々に岩倉神社境内に入り、それぞれ太鼓や笛の披露をする。
14時本殿では、氏子総代などが集まり、神事がとりおこなわれる。
神事後、獅子舞をおこう。(約40分前後の舞)
獅子と、おに・はなが舞う。
岩倉神社の獅子舞は「おにはな獅子舞我楽」といって、五穀豊穣に作ってるものを獅子が食い荒らすから、退治する舞である。
獅子舞の後、御渡りがある。子供神輿も加わって、一行は有田川の河原「おいわ」へ行く。
「ようむら川」「有田川」の合流地点がお岩(おいわ)の前となっている。
お岩にて、御渡りがあり、最後の獅子舞 儀式が行われ、岩倉神社例祭は終了する。

昔は大人が担ぐような大きな神輿があったが、現在は子供神輿になった。

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