みなべ町(西岩代)
「百万遍(ひゃくまんべん)虫送り」と呼ばれる。
光照寺本堂において、
土用の丑の日夜に、
虫送り、虫ふさぎ、供養のため行われる。
①和尚の読経に始まる。
②和尚から、百万遍の説法。
③寺総代の案内で、参加者は、数珠を取り巻く様に本堂に円く座る。
④和尚が座の真ん中で、鐘を叩き、鐘に合わせて、数珠をゆっくり繰りながら、「なんまいだ」「なんまいだ」と唱えながらまわす。
⑤途中珠のおおきなところに来ると、撫ぜたりする。
⑥30分ほど、つづけると、和尚の鐘が早くなり、終わりを告げてくれる。終わると、それぞれお寺で用意してくれている、お札を田の数だけもらって帰る。
⑦帰って、用意している30~35センチの細い竹に、お札を差しておく。
⑧早朝、お札と団子を田の水口全部に飾りつける。
昔は、昼も夜も行っていたが、檀家も減り、昭和40年ころから、夜だけになった。
最近は参加者は、女性が多くなった。
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