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古座神社秋の例祭
串本町(古座)
地元で、「八幡様の祭り」と呼ばれる。
古座神社社務所及び神社境内において、航海安全、豊漁祈願、招福、無病息災、漁業、商業の繁盛を祈願する。
旧暦8月13日(注連掛)8月14日(宵宮)8月15日(本祭)とする。
但し、平成に入り(時期不詳)一般参拝者、見物者が大勢集まるよう、又、学校行事と重ならないように、関係団体役員が打ち合わせ、今では、旧8月13日~15日を基準日とし、本祭を日曜日と指定してその前後で日程が決められている。
(参考:平成23年は9月9日(金)~11日(日)に実施、平成24年は9月28日~30日の予定)。
≪順序≫
1.注連掛(祭典準備)
神社前に幟、提灯屋台の設営、神社境内鈴門の飾りつけ、本殿参道、境内に献灯提灯を飾りつける。
住吉神社祈祷祭(漁業関係者の主催)19:00~
古座神社に漁業関係者、古座区役員、氏子総代が一同に集い、豊漁、航海安全
祈願をする。
①神事。 ②本殿、境内神社に古座青年会による古座獅子舞(国重要無形民俗文化財指定)を奉納。
2.宵宮(古座区、古座勇進会、河内会、古座青年会共催)19:00~
①神事。 ②小学生(女子)有志による巫女神楽の奉納。 ③河内会による三船謡
奉納。 ④古座獅子舞の奉納。
3.本祭(古座区、古座勇進会、古座青年会共催)10:00~
①神事。 ②巫女神楽の奉納。 ③古座獅子舞の奉納。
海上が穏やかな時:九龍島(くろしま)に奉祀する九龍島神社に漁船で渡り、古座獅
子舞を奉納。
海上が荒れた時:古座神社に合祀している神社の前に関係者が集まり、古座獅子舞の奉納と神事を行う。
4.翌日の午前中に提灯屋台、神社飾りつけ等の後片付け。
昔は、本祭(旧8月15日)の日に相撲競技があったが、第二次大戦後なくなる。その後、復活し、小・中学生も相撲競技に参加した時期もあったが、勇進会の相撲の取り手が少なくなり、なくなる。その後、勇進会会員による形式的な「二人相撲」の奉納が神社社務所で行われていたが、この行事も、H18年頃になくなった。新たに、現宮司さんの計らいでH12年に巫女神楽の奉納が行われ、現在に至っている。