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和歌山の祭り・年中行事

八幡神社の八幡祭

串本町(有田)

地元で、「まつり」と呼ばれる。

古い伝統的行事で地区住民の安泰と五穀豊穣、海上安全と大漁を祈願するもの。
八幡神社、道中、お旅所において、10月14日、10月15日に行われる。

10月14日:宵宮
八幡神社に神輿舁33名、獅子連中数十名、船唄組十数名、宮役員十数名が集合して八幡神社神前に於いて宮司のお祓いを受け、祝詞の後、宮司に随伴して夕宵の中行列を組み神社を出発、約2㎞程の道を歩き有田港海岸に到り、潮浄めの儀式を行い神社に還る。
15日:本祭
早朝、獅子連中若い衆、神輿舁、宮役員、船唄組は神社に出頭、午前9時から拝殿に整列して神社に拝礼、宮司の祝詞、有田区長及び宮総代の祝辞・奉賛の辞あり、この儀式終了後、幟を差す若衆群団を先陣に、神輿、宮司、宮役員、獅子連中の笛・太鼓・と続き、船唄組と連なる行列をつくり、若い衆と神輿舁の小競り合いを繰り返しながら海岸沿いの道を通り、お旅所に到着する。
御旅所正面裏側の高岸壁磐座正面前に神輿を安置し、宮司は祝詞を奉述、船唄組は船唄を奉納し獅子連中は獅子舞を奉納する。
一旦休憩をして食事をとり、従前と同じ隊列を組んで宮還りとなるが、観衆は殆ど居なく静かな帰還である。
2㎞余の道を帰って、宮司と神輿舁33名、宮役員が神社神前に整列し宮司の行事
終了の祝詞がなされ解散となる。
 又、船唄組の人たちや獅子連中の若者達は各戸まわりの忙しさに向かう。


 

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