無病息災を願う為、谷川会館で毎年８月２４日に行われる。

廻り地蔵は、谷川地区の家々が地蔵を順送りに祀る珍しい進行習俗でおよそ一年間で谷川地区を一巡する。毎年８月２４日に地蔵盆が谷川会館内で行われ、午後６時３０分頃提灯が点燈され、７時３０分頃から念仏供養が開始されその後参加者全員に赤飯と団子とお神酒が配られる。念仏供養は般若心経に続き念仏「南無延命御地蔵菩薩摩訶薩」（ナームエンメイオヂゾウボーサツマーカーサーッ）と１０８回唱えられ、数珠でカウントし和尚さんに伝えられる。外の本道のお地蔵さんと下のお地蔵さんの供養をし、その際、線香に火がつけられ一人一人に渡される。その後、会館内で餅撒きが行われ祝宴が行われる。
昔は、下崎地区に限られていたが、現在は谷川地区全体で行われている。