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地祭
田辺市(伏拝)
田・畑に感謝して、五穀豊穣を祈願する。 骨休め(休息日)の意味もある。
6月の土用丑の日に、各家が水田や畑に飾る。
栗の木の新芽の伸びた小枝に餅をカヤで結ぶ、それを田や畑に立てる。
昔は全戸でやっていたが、現代は二軒か三軒くらいがやっている。
田植えが終わったり、畑の一段落した切れ目の時だから、骨休み(休息日)として働いてはいけない。
夏負けしないように体を休める。
「明日はひまち(休み)やどー」(仕事したらあかんぞー)と声をかける。
農鍬やカラスキなど農機具をきれいにして飾る。
この日は「牛遊び」といって、下の決まった場所で牛を洗う。