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和歌山の祭り・年中行事

産湯八幡神社の御座

産湯八幡神社の御座

産湯の当屋渡し

日高町(産湯)

八幡神社の御座(オザ)と呼ばれている。

五穀豊穣、地区の繁栄、区民の健康安全のため、産湯八幡神社の境内で行われている。

従来は10月15日であったが、最近は宮司と日程調整をして15日前後の休日に
行っている。

直会(ナオライ)と当屋渡(トヤワタシ)の行事がある。
 【直会】 
①神職 (白髭神社の宮司) 、区長 、宮総代(3名)が上座に、氏子はその下の境内
に列座する
②各人の前に膳(折敷)を置き、木盃と小皿を載せ、その年の当屋がいりこ、かも瓜な
ますを上座より順に小皿に小分けし、神殿に供えた酒を木盃に注ぐ。その後、いりことかも瓜なますを再度配り、鉄瓶で燗をしたお神酒を注ぎまわる。(2回)
ここまでが直会の行事である。
 【当屋渡】
①今年の当屋と来年の当屋の各6人の内3名、計6人が上座の前に進み、当屋が 神職から順に大きな黒漆椀(五合は入る)にお神酒を注いで労をねぎらう。
②次に神職から順に今年の当屋にお神酒を注ぐ。
③今年の当屋から来年の当屋にお神酒を並々と注ぐ。 (何回でも)
ここまでが当屋渡の行事である。 毎年6人が当屋にあたるが内3人の酒の強い人が当屋渡を引き受ける。

 

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