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和歌山の祭り・年中行事

山祭

那智勝浦町(色川)

地元で、 「山まつり」と呼ばれる。 
山の仕事はじめ(木の切り出し、出しの架線の台場)、山神様を祭っている所において、11月7日に行われる。
山の安全(木きりは非常に危険がともなう仕事だから)等が目的。

榊をつねにかえる。 男の物を飾る(大・小別にかまわないが数が多いほどよい)。  
大昔から行われていた。山仕事に行った先々で古い山の神を祭っていた。

昔に比べて少なくなってきた。
お供えの魚は昔は『おこぜ』であったが、今は入手しにくいという理由もあり、尾頭付きの魚であれば種類は問わなくなった。

山仕事している人(村の人たち)が参加。ただし、山の神は「女」なので「妬ける」ので、おばあさんはかまわないが若い女の人はその場には行けない。

男のシンボル作りは「ヨキ」「ナタ」で作るのでかなり時間がかかる。自然のものを探すとなると常に頭に入れて山の木々などを探しておく(山の自然なのが一番喜ぶらしい)。
みんなが作るのがよい。山の神様が喜ぶから。

 


 

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