白浜町/亥の子唄
音源:昭和56・57年 和歌山県民謡緊急調査
古来「牟婁温湯」として知られていた白浜温泉は、大正時代後半より開発が進められた。しかし温泉街の外では、農漁村としての風景が残っている。亥の子は旧暦十月の亥の日に行われる農村の年中行事であり、関西方面では盛んであった。
歌詞
祝いましょう
目出度目出度の 若松様の
枝も栄えて 葉も繁る
ここの屋敷に 井戸掘りすえて
水が湧かんと 金が湧く
旦那大黒 かみさん恵比須
置いた女ごし 福の神
ア ヤッシャーレ
ア ヤッシャーレ