本宮町/お夏清十郎
音源:昭和56・57年 和歌山県民謡緊急調査
姫路城下での話とされるお夏・清十郎の伝承は、歌祭文等により各地に広まっていき、また歌舞伎や文楽でも「お夏狂乱もの」として様々な題材となっていった。旧本宮町のお夏清十郎踊りは、県指定無形文化財となっている。
歌詞
サーエーン チョンチョン
サー 向い通るは
ナーンナン テ(エ)コリャ
清十郎じゃないか ヨーイ
サー 笠が良く似た 菅笠が
エーン チョンチョン
サー 笠が似たりとて
ナーンナン テコリャ
清十郎であれば ヨーイ
サー お伊勢詣りは 皆清十郎
エーン チョンチョンサー お夏ナツナツ
何故に髪を 解かぬ ヨーイ
サー 櫛がないかョ
小枕がないか ヨーイ
サー 櫛もござんす
小枕もござる ヨーイ
(以下略)